日暮しの記

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zoom RSS 体調不良のパソコン(人と機械と社会システム)

<<   作成日時 : 2006/08/15 16:20   >>

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最近、パソコンが夏バテ気味である。人間の加齢と同じように、パソコンも長い間使い続けているうち、経時変化により障害となる。2001年のWin'ME最終モデルで、Win'XP capableを条件にして入手したものであるが、そろそろ耐久限界であろうか。定年後、自由な時間をパソコン相手に過ごすことが多くなった。PCが不調になりダウンする事態になれば、情報のブラックアウト状態に陥る。ハードディスクのクラッシュで失われたデータは容易に元に戻ることはなく、セキュリティー対策の重要性を改めて実感することになる。

私の場合、パソコンは通常の文書作成、デジカメの写真加工・保存、インターネット検索、Eメールのやりとりなどに加えて、Web/Blogの制作・管理、オンラインバンキング、オンライントレードなど、多目的に活用している。このため、安全対策にはそれなりに気を配していたつもりである。@外部からの脅威に対してはウイルス対策、ファイア・ウオール、スパイウエアー対策などでガードしている。AOSの動作不良対策では、ハードディスクを複数の基本パーティションに分割し、Win'MEおよびXPのデュアルブート(Dual Boot)環境を構築し、何れかのOSが不調になったとしても、他のOSに切り替えられるようにしている。更に、それぞれのOSのコピーを外付けHDに定期的にバックアップしておき、何時でも好調時の環境を復元できる対策を施している。B作成データの安全管理は、データ保存用のハードディスクを別パーティションとし、Win'MEおよびXPから共有参照している。また、定期的に外付けHDへバックアップするのはOSの場合と同様である。周到な安全対策を施しているのは、外部からの侵入に備えるとともに、障害時の再インストールや再設定の煩わしさを回避し、思い入れのあるMy Data喪失を後悔しない為である。

1ヶ月ほど前のこと、Win'XPがいきなりダウンし起動不良に陥った。MEやXPにはシステムの復元機能があり、OSが立ち上がりさえすれば、以前の復元ポイントまで戻ることは可能だが、XPが起動しない状態では復元不能である。そこで、前述の外部ストレージからWin'XPを解凍し、元のパーティションを復元しようとした。偶然は重なることもある。運悪く、外部にバックアップしたイメージファイルが破損しており、結局Win'XPはクラッシュと相成った。現在はWin'MEの片肺運転である。どなたかは、Win'XPパーティションを再インストールしないのかと突いてくる。残念ながら、内蔵DVDドライブは大分以前に壊れ、CD/DVDを認識しない状態にあるため、再インストールは不可である。愛機の満身創痍は、わが身の健康状態を映す鏡でもある。Bootableな外付けDVDを用意するか、内蔵ドライブを修理するか、はたまたWin'Vista capable PCを調達するのか、悩ましく楽しい日々が続く。

終戦記念日の前日、東京電力の配電システムがダウン、約139万世帯が停電し、都市機能や交通システムに多大な混乱をもたらした。また、経済活動に与えた影響も大きい。送電システムは同一鉄塔の左右にバックアップラインを架設してあると東京電力は説明する。しかるに、PCのハードディスクの場合と同様に、物理的に同一の鉄塔上に共架したバックアップシステムの脆弱性は、事故という偶然によって露見した。基幹ラインの空間的な分散配置や、クロス・ルーティングなど、一層の対策強化が求められよう。社会基盤となる大規模システムの安全性確保の為には、事故や大規模災害、さらにはテロなどのシミュレーションを繰り返し、2重3重に対応策を積み上げるべきであろう。

そして、終戦記念日。どこかの神社に誰かが行く行かないで、この国の大騒ぎは年中行事と化している。敗戦の事実、数百万人の犠牲者、近隣諸国への侵略、国家総動員法による国民統制など、負の歴史的事実に我々は何を学んだのであろうか。戦争は政治の一手段であり、政府閣僚や官僚幹部は結果責任を負うべきである。自衛のためという側面があったことは否めないものの、過ちの事実を歪曲したり、戦争責任を曖昧にすべきではなかったのである。過去を清算出来ずに、ここまで来てしまったのは、玉虫色の決着を好む、この民族の精神的な弱さの顕われでもあろう。徒に過去に拘泥し、思いを引きずるのではなく、次の世代に向けた健全な政治・社会システム構築のため、過去を偲び、歴史に学ぶ一日にしたいものと考える。

(他山の一石):国家や民族のために命を落とすことが美化されるのなら、特攻を模倣し、Twin towerをジャンボ・ジェット機で崩壊させたことも、ある民族を想う崇高な行為として賞賛されるのであろうか。浅薄・短慮で凡庸な宰相を戴いたこの平和な時代も、歴史劇場の一コマに過ぎない。


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