日暮しの記

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zoom RSS 季節挨拶のブログ考

<<   作成日時 : 2007/01/12 16:16   >>

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 松の内が明け寒の入りとなったところで、寒中見舞いの葉書をしたためたり、Eメールを送信したりで2日間を費やした。身内(in-law)に凶事があり、年賀を欠礼していたのである。儀礼的な習慣ではあるが、年に一度くらいは普段の無沙汰を省み、お互いの無事や交友を再確認する便として、大変意味のあるものと考える。しかし、賀状や寒中見舞いの短く・定型的に過ぎる媒体やEメールをもって、意思・心情を伝えることは限界がある。挨拶文をハガキとEメールに仕分けし、送り終えた後に何かしら物足らなさが残った。

 例年、師走に入ると、賀状のことが気にかかり始め、年内に届いた住所変更(市町村合併に伴う表示変更も多い)や喪中はがきを確かめたり、前年の賀状の束を取り出し住所録の整理を行うことから始めるのは誰しも同じであろう。必要枚数の年賀はがきを入手し、デザイン・文面を決め、印刷するまでに一仕事となる。メール・アドレスのメンテナンスもこれに加わる。さらに、自分でパソコン印刷しようとすると、カートリッジのインク切れに見舞われたり、カラー印刷が思うようにならなかったり、時にはプリンターそのものの動作不良に遭遇したりもする。また、各種のはがき制作用のソフトも、普段はほとんど使うことがないため、その操作法も儘ならず、マニュアルを読み直すことになる。印刷では心がこもらないとの批判は甘受しよう。金釘流に加えて、数百枚の宛名書きや個別コメントに心を込めるのは、物理的にも精神的にも耐えられないのである。賀状に代わりEメールや、Web上のグリーティング・カードを利用する人も増えてきた。私もここ数年はEメールのIDを差出人情報に付記しているが、切り替えは思うに任せない。Eメールは一人一人に自由な文面をを書き送ることが容易であり、ハガキに個別の文章をを手書きしたり、差込印刷を行うのに比べれば格段の改善となる。しかし結果として、Eメールも印刷ハガキも短文を個別に送るという、情報伝達手段としての基本機能に有意差がないことが物足らなさの原因である。

 はがきメールもEメールも同一時期に集中して、多数の宛先に、個人の意思・心情を伝達するには限界がある。一方、受け取られた賀状やEメールは正月番組の流れるTVの前で、おせち料理とお酒を楽しみながらパラパラと目を通し、「今年も来てるな」と息災を確認するくらいのものであろう。文面一杯に文章が書かれている場合もあるが、じっくり読むのが疎かになるのも正月歳時の特徴である。そこで季節挨拶ブログの出番となる。お世話になった御礼や近況、新たな決意・計画などをブログに載せて情報発信するのである。必要な費用や労力は極小化され、何よりも嬉しいのは自分の心情を何の制約なしに表現できることにある。また、画像やリンクの貼り付けなども容易であり、はがき作成ソフトよりも表現の自由度は大きい。知己には時間の許すときや思い出した場合に目を通してもらえれば良いのである。ゆかしさの残る物理メールは、実時間性や負荷集中耐性に優れた電子メールと併用し、ブログの案内告知や個人宛のコメント記述に活用すればより効果的であろう。開設したブログ・サイトの有効活用法として、実践してみたいと考えた次第である。

 従来の出版・新聞・放送・郵便などのレガシー・システムに代わり、誰もが自由に情報発信できるツールが出現したことの社会的な意義は大きい。旧メディアは既得権益を守るのに精一杯である。NHKは受信料義務化にこだわり、オンデマンドの情報提供やそれに伴う課金システムの検討・実用化には不熱心である。又、2007年4月に民営化される郵政公社は事業の存続が果たされるのであろうか。特に、郵便事業を担務する会社の事業継続は容易でないことが予感される。翻って、Web2.0(用語定義は不完全であるが)の環境となり、個人が旧来の慣習や秩序から開放され、多様な選択肢(謂わばNew -media)の中から自由な価値判断が可能となりつつあるのは、社会システム進歩の一つとして好ましいことと思う。
 



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