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zoom RSS 解約できない定期預金(信託銀行との交渉)

<<   作成日時 : 2006/09/21 12:02   >>

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 ある銀行の支店から電話連絡が入った。2週間ほど前、その支店の窓口で、定期預金の満期扱いを、”自動継続”から”満期解約”に変更した。他に相談事があればとの問いかけがあり、銀行の約款について2,3の質問をし、後日、書面によって回答することが約された。電話の内容は、文書回答の前に、営業担当課長が拙宅を訪問したいとのことである。質問内容が不備で補足説明が必要なのかと質したところ、内容は十分に伝わっている様子である。

 ゼロ金利解除後、預金金利がじわりと動き出した。昨年、娘夫婦が住宅ローンを組む際に、長期固定金利で借り入れるように勧めたのは正解であったと胸を撫で下ろしている。翻ってわが身に関する判断ミスである。くだんの信託銀行が、居住地に隣接する柏市に支店を開設する際のキャンペーンで、特別金利が適用されるというので、乏しい蓄えを定期預金に回したのである。数ヶ月たたないうちに、類似の定期預金の金利は2倍程度に跳ね上がった。あるか無しかの金利レベルであるものの、5年間の塩漬けは知恵のない話なので、国債など他の金融商品への転用を考え始めていた折、新聞の解説記事が目に留まった。ある種の定期預金(新型定期預金等)には解約出来ないものがあるという。

 銀行預金、自動車保険、生命保険などの契約約款を読みこなした人は少ないであろう。やむなく味気のない銀行約款の逐条解釈を試みた。ところが、商品別に規定されている約款の記載内容は、解約できないとされる商品と、1年後に解約可能と説明されている商品に差異がないことに気がついた。記述内容はごく一般的であり、解除条項には、所定の様式で記名押印して届け出ると記載されている。他には、銀行が「やむをえないと認めて」満期日前に解約する場合の利息に関する規定が付記されている程度である。おそらく、契約時に、「この預金は原則解約できません」くらいの口頭説明はあったのであろうが、約款では預金者が詳細内容を確認・把握することが出来ないのである。

 この種の定期預金は満期の取り扱い条件を自動継続にしてしまうと、手続き忘れや病気入院などの事情によっては、更なる期間に亘り解約不能状態に陥る可能性に気がついた。そこで、とりあえず満期条件を安全側に修正するため、窓口を訪れた次第である。折角、「他にご相談することはないでしょうか」との応対であり、自分なりに整理していたつもりの質問内容を提示した。@約款上で差異がないのに、解約の可否が分かれるのはどのような約定解釈によるものか、A解約条項が規定されているが、その適用が制限的であるのはなぜか、B約定外で解約(法定解除等)するとすればその条件(預金者側のペナルティー)はどのようなものか、などである。因みに、銀行がやむをえないと認めるのは天変地異の大災害や、納税不能の場合とのことである。この説明に思わず、”納税猶予の半人前の銀行が善良な自立納税者の事情に立ち入るという態度は、おこがましく・傲慢であろう”、との感想を付け加えざるを得なかった。

 即答は期待すべくもない。窓口の相談員の顔つきが少なからず緊張したように見えた。奥の事務室でしばらく相談の後、本部の担当部門で検討後、書面回答するとのことであった(そのように要望もした)。この銀行とは以前からの取引があり、今回も同じような商品の金利上乗せキャンペーンであろうと考えていた。私はクレイマーではない。弱い立場の預金者(銀行に対する貸し手)である。高齢期を迎え、金融商品を正しく理解し、自己防衛のために質問をしたまでである。恐らく、本部なるものからは突き返されたのであろう。シーンは異なるが、「こんなことは現場で処理しろ」くらいの発言をしていたかもしれないと、思わず自らを振り返った。訪問には及ばないことを伝え、書面回答を優先してくれるよう要望し、On-hook。

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